スペイン料理 パエリアについて

パエリアについて

スペイン料理と聞いて真っ先に思い浮かぶのはパエリアという方が多いのではないでしょうか。
平底の浅いフライパンにライスと魚介類を焚き込んだお料理です。
地中海の恵みを大いに活用した見た目も華やかな米料理で、比較的お店のメニューでも見かけやすいです。
一度気に入るとリピーターも多く最近では自宅でも気軽に作れるようになってきました。
しかし、本場のパエリアには必ずと言って良いほど、ムール貝が使われていますが、中々手に入りにくいこともあり、気軽に手に入るアサリなどで代用しても美味しく食べることができます。
また味の決め手となるサフランも店頭で購入できるようになってきたので、日本でも家庭料理の定番メニューとなりつつあります。
自宅で出来るスペイン料理はどちらかと言うと日本ではパーティなどに適しているかもしれません。
彩りが鮮やかで栄養もあり、子供から年配の方まで親しみやすいお料理です。

麺を使ったパエリア

ムール貝、エビ、アサリ、イカなど、魚介類がふんだんに乗った黄色いサフランライス・・・。
見ているだけで食欲をそそられます。
しかしスペインには、麺を使ったパエリアもあります。
「フィデウア(Fideua)」と呼ばれる、カタルーニャ地方のパエリアです。
カタルーニャ地方は、地中海に面したスペイン北東部の地域です。1992年にオリンピックが開催されたバルセロナも、カタルーニャ地方にあります。
フィデウアは、お米の代わりに「フィデオ(Fideos)」と呼ばれるショートパスタを使います。
炊き上がりは、細かく切った焼きそば麺のような触感で、口当たりが良いです。
サフランを使う所と、味付けはお米のパエリアと同じです。
また、カタルーニャは地中海を臨む湾岸地域なので、具材は魚介類のみです。
魚介から出るうまみが麺にしみ込んだフィデウアは、カタルーニャの人々に愛されてきました。
サグラダ・ファミリアを見るなど、スペイン観光でバルセロナ周辺を訪れる時には、ぜひ本場のフィデウアを食べてみてはいかがでしょうか。
お米で作るのいいですが、日本で作る際は、フィデオの代わりに、スパゲティを細く折ったりマカロニで作るフィデウアをどうぞ。

スペインバル OSO http://www.bar-oso.com/
神戸、三宮で本格スペイン料理が食べられるのはスペインバルOSO。
会社帰りはもちろん、女子会でも使いたいお店。
本場の味を再現したパエリアをはじめとする各料理は絶品。

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