メキシコ料理 トルティーヤについて

長い伝統を持ち、無形文化財にも指定されるトルティーヤ

メキシコ料理と言えばタコスで有名です。その歴史は15世紀のアステカ文明までさかのぼる伝統のある料理です。トウモロコシを主食とした文化は昔から変わらず、現在ではトルティーヤと呼ばれるトウモロコシのせんべいのような食べ物として残っています。その背景もあり2010年にはユネスコの無形文化遺産に指定されています。トルティーヤの名前の由来は入植したスペイン人の卵料理であるトルティーリャに似ていることから名づけられたものです。中南米には似た料理が存在する。例えばパナマのトルティーヤは名前は同じものの分厚くパンのような形状をしています。

アステカの知恵が産んだ健康食

アステカ文明ではトウモロコシを主食としていたためビタミン不足に陥りがちでした。それを補うために彼らは石灰水でトウモロコシを調理しました。トルティーヤも石灰水で煮込んだトウモロコシを用いて作りました。トウモロコシ以外では彼らはインゲンマメやカボチャ、ザリガニ、湖の藻をトルティーヤに巻いて食べていました。

スパチー http://www.tomboy106.com/spachee/

日本ではちょっと珍しい本格メキシカンをカジュアルに楽しむことができるダイニングです。
店内はエスニックなムードを感じさせながらも、現代風の気取らないなので宴会にもおすすめです。

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