ハワイ料理 ロコモコについて

日系人が生み出したハワイのソウルフード ロコモコ

ハワイを代表するソウルフードであるロコモコ。
実は日系人が考案したものだということをご存知でしょうか。
第二次大戦後の1949年、ハイスクールの側に店を構えるレストラン「リンカーングリル」を経営していたリチャード井上の妻、ナンシーが作ったアイデア料理がその発祥であると言われています。

当時リンカーングリルはラグビーの練習でお腹を空かせた学生で連日賑わっていました。
そんなある日、どうしてもお金がないので財布に入っている35セントで食べられるものを作ってくれとナンシーに頼む一人の学生が現れました。
可哀想に思ったナンシーは丼にたっぷりと白米をよそい、ハンバーグと目玉焼きを乗せ、グレービーソースをかけたものを食べさせてあげたところ、これがボリュームと濃い味を求める学生の間で爆発的な人気に。
これがロコモコのルーツと言われており、ロコモコという名前も学生たちがつけたものであるとされています。

日本でも親しまれるロコモコ

ハワイで誕生したロコモコは世界で広く食べられるようになり、日本でもファミリーレストランやカフェのメニューとしてポピュラーなものになりました。
最近では照り焼きチキンやレタスなど具にアレンジを加え、ソースもそれに合うものを使用したバリエーションメニューを出すお店も増えています。

日本でも人気を獲得し続けるロコモコから目が離せません。

Wine&dine Nabe-san http://www.nabe-san.com

ハワイで修行を積んだシェフによる本格ハワイアンが食べられるダイニング「Nabe-san」。
アメリカワインとの相性も抜群の料理を味わってみてください。

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